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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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一畑バス8388(再掲載)

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 この車両は一畑バスが保有しているエルガミオです。
 松江の本社に所属している車両です。普段は一般路線に使われていますがこの時は松江~境港間の「松江境港シャトルバス」に使われています。この路線は従来の隠岐汽船連絡バスに加えて境港とを結ぶ路線で通常はラッピングの専用車が使われますが予備車がいないためこの一般の車両が使われました。


 ポスト新長期規制の車両となっています。去年導入された車両のためマイナーチェンジを受けて燃費が向上したSKG-規制車になります。このモデルではPDG-規制車と見た目はよく似ていますが公式側に空いているエンジングリルのサイズが若干ながら小さくなっています。エンジンもそれまでの直6から直4へとダウンサイジングされているため型式の数字が変わっています。
 基本的な仕様は以前からの車両と一緒でクーラーはメーカーオプションのデンソー製を採用しています。方向幕は中乗りなので中扉の後ろにレシップ製を設置しています。表示内容は一般路線と異なり松江では松江しんじ湖温泉まで行きますが「松江」のみとなっています。その代わり前側には前掛けをかけています。
 窓は標準では非公式側真ん中が固定窓となっていますがオプションの逆T字窓を採用しています。色は標準のグリーンガラスです。中扉のスロープはオプションの引き出し式となっています。

 塗装はP-規制のLRの頃まで採用されていた塗装でこの塗装の車両は大体2000年代頭辺りまで残っていました。自分の中でのこの塗装は色あせた後しか知らないのでこれだけ鮮やかだと逆に違和感を感じます。復刻塗装は今年も6台導入され計9台になっておりもはやこちらが標準カラーとなりつつあるような気がします。
 


 車内は国交省標準仕様に準拠したものとなっています。中扉から後ろが4列あるため都市型がベースとなっていますがノンステップエリアの座席をすべて前向き座席にし、一部の座席を2人がけの郊外型との合いの子仕様となっています。中扉のスロープは可搬式が増えている中手動内蔵式を引き続き採用しています。
 最初のエルガミオではタイヤハウス上の座席は省略されていましたがこの車両では設置されています。モケットは国交省標準仕様に準拠するためメーカー標準の青系統のものでキサラブルーのようです。松江市営バスと同じモケットのようですがこちらは枕カバーが付いていません。
 運賃箱とカードリーダーは廃車発生品ではなく新品を装備しているようです。そのためカードリーダーは運賃箱に合わせた灰色のものになっています。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・島根200か・582
社内番号・・・・・・・・・・8388
車輌車種・・・・・・・・・・いすゞ自動車/ジェイバス
車輌型式・・・・・・・・・・SKG-LR290J1
車両年式・・・・・・・・・・2014年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ノンステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:一畑バスの路線バス・・・・・まとめ

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