この艦は海上自衛隊が保有している試験艦で開発隊群直轄艦の「あすか」です。それまで使用していた「くりはま」では艦体が小さく行える試験が限定されていたためより大掛かりな試験も行えるように建造された船です。「くりはま」が引退した後はこの艦が唯一の試験艦として活躍しています。試験艦は目立たない艦種ですが兵器開発の根幹をなす艦であり非常に重要な艦です。
機関は海上自衛隊では珍しいCOGLAGを採用しLM2500を3基搭載、そのうち1基は巡航時にターボエレクトリックとして使用するものでした。そのため煙突は角形の太いものを装備しています。現在はそのうち巡航用のターボエレクトリック用の装置を下ろしているようでガスタービン2基が主機となっています。
機関は海上自衛隊では珍しいCOGLAGを採用しLM2500を3基搭載、そのうち1基は巡航時にターボエレクトリックとして使用するものでした。そのため煙突は角形の太いものを装備しています。現在はそのうち巡航用のターボエレクトリック用の装置を下ろしているようでガスタービン2基が主機となっています。
艦体後部にはヘリ甲板と格納庫が設置されています。ただし、あくまで非常用なのか甲板も格納庫も狭くベアトラップも装備していません。格納庫のサイズはおそらくはつゆき型程度と思われます。
水測兵器としてOPS-14とOPS-18が搭載されています。それとは別に以前は試験用にFCS-3が搭載されていましたが現在は「ひゅうが」に移設されたためメクラ板が取り付けられ蓋がされています。去年ぐらいまではここに新型フェイズドアレイレーダーを搭載して試験を行っていたようです。
後方は「ひゅうが」に移設せずに引き続き試験に使用されているFCS-3が装備されています。反対側の面には射撃指揮用にタレス製のイルミネーターが搭載されているようです。
後方は「ひゅうが」に移設せずに引き続き試験に使用されているFCS-3が装備されています。反対側の面には射撃指揮用にタレス製のイルミネーターが搭載されているようです。
関連:補助艦艇・・・・・まとめ