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JRバス関東H657-12409

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 この車両はジェイアールバス関東が保有しているセレガHDです。
 今月より参入した東雲・東京駅~成田空港間の「THEアクセス成田」に使用されている車両です。水戸ナンバーなので鹿嶋営業所の車両かと思われます。かつて同支店はさいたま~成田空港間の「ONライナー」の運行も担当していました。この車両は東京駅~鹿嶋市間の「かしま号」の車両を転用したようです。
 
 平和交通とJRバス関東という意外な組み合わせとなりましたが。まだJR担当便は少ないようです。JRバス参入によって成田空港行きは八重洲口のバスターミナルに乗り入れることができるようになりライバルの「東京シャトル」に無いアドバンテージとなりました。

 
 この車両はポスト新長期規制のQPG-規制の車両になります。高速道路を長距離走る路線にも使われることを想定してかLKG-規制から引き継いだ高出力型エンジンを搭載しています。JRバス関東では各視点で導入車両を決める裁量権があるようですが近年はあまり仕様に違いはないようです。
 JRバス関東は元々各メーカー導入しており新型セレガはPKG-規制の途中から導入するようになりました。LKG-規制よりセレガーラも尿素SCRを使用するようになったためROHに尿素水の給水口が新設されています。
 LKG-規制の車両よりフロントガーニッシュにメッキパーツが使われるようになりました。また、メッキガーニッシュの間に標準装備になったPCS用のレドームが設置されています。JRバス関東の場合最初に導入されたPKG-規制車でも車間警報装置を同じ位置に装備していました。が、レーザーレーダー式からミリ波レーダー式に進化したようですね。バンパーには従来デイライトを装備していましたがウィンカー横ののスペースに変更になっています。
 窓は1番と5番窓が固定窓で2~4番窓がT字窓となっており色は濃色グリーンガラスのサンベールグリーン50を選択しています。アクセントピラーはじゃまになるためか装備していません。
 
 方向幕はLED式となっており前後は単色側面は2色表示の2段表示を行っていました。それに加えて他の車両と同じカラーリングのため方向幕下にマグネットを使用したサボを掲示していました。また、この車両はどうやら転入にあたってトランクにスライド式のトレーを取り付けているようです。奥の方にまで荷物が入れれるようにとの工夫ですがわざわざ改造する当たり力が入っていますね。



 車内は4列シートでトイレ側が9列、反対側が11列の配置のようです。JRバス関東は最近は楽座シートが標準座席として広まっていますが、セレガは楽座シートを装備せずにメーカー標準のものを使用しています。恐らく新保安基準の関係ではないでしょうか。座席はハイグレードタイプの座席間アームレストがないタイプのようで色はハイエンドグレー「H1」でしょうか。
 トイレは後部に半室タイプが設置され、向かい側は座席なっておりサービスコーナーは省略されています。テレビは格納式は省略され固定式の液晶式画面が設置されています。運賃箱は平和交通と同じ一水製作所のもののようです。


≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・水戸200か13-38
社内番号・・・・・・・・・・H657-12409
車輌車種・・・・・・・・・・日野自動車/ジェイ・バス
車輌型式・・・・・・・・・・QPG-RU1ESBA
車両年式・・・・・・・・・・2013年式

車輌仕様・・・・・・・・・・4列シート/後部トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:JRバス関東東北の車両・・・・・まとめ

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