横浜市交通局8-3977

　この車両は横浜市営バスが保有しているブルーリボンシティハイブリッドです。
　どうやら保土ヶ谷営業所に所属している車両です。この頃は社番に合わせたナンバーを希望ナンバーで取得していました。

　BJG-規制の車両で新長期規制の車両で普通のディーゼル車ではBKG-規制に相当する車両です。HIMRからブルーリボンシティハイブリッドに改良された最初のモデルです。
　基本的にそれまでのブルーリボンシティのノンステップバスと同じですがベースの車両がワンステップベースとなったため後部のデッドスペースがなくなっています。中扉はノンステップは以前より引き戸で一緒ですが明かり窓が省略されています。後部の灯火類は灯火規制が緩和される前の車両のためハイマウントストップランプがないものとなっています。
　クーラーなどはほぼKL-規制のものと同じで後のものと比べると小型でエバポレーター部分が車内にあるタイプです。
　方向幕はLED式を採用しています。側面のものは前乗り中降りのため扉間にあります。扉と方向幕の間に固定窓があるのは側方の視界を確保するためでしょう。

　車内は国交省標準仕様となっています。国交省標準仕様は首都圏の業者の車両の仕様がベースのため適合は割と変更事項は少なかったものと思われます。車内のポールはオレンジでポールがない部分にある方の手すりもオレンジのものを使用しています。
　座席配置はノンステップエリアは三方シートになっており中扉から後は前向きの2人がけとなっているようですね。座席は国交省標準仕様に適合する青いものですが横浜市内の観光地を描いたオリジナルのものとなっています。

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