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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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2100系2104F(再掲載)

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2100系 2104F


 この車両は一畑電車が保有している2100系です。1994年より運用を開始した車両で釣掛式の旧型車両を置き換えるために導入されました。この車両の導入によって元西武の一部の車両が廃車になっています。この車両の導入から公募による新色が施されるようになりましたが現在は「ご縁列車しまねっこ号」としてしまねっこのラッピングをまとっています。


 元々は京王電鉄の5000系で後に導入された5000系と同じですが形態が違うため型式が違います。
 この編成はデハ2104+デハ2114で元々はクハ5718+クハ5768だったようです。他の編成は電動制御車と制御車の組み合わせでしたがこの車両は付随車を電動制御車化しています。しかしながら他の編成とあまり差はないようです。

 転属にあたっては後の編成では中扉が埋められています。前面はそのままで行き先表示も貫通路のものを使用しています。通過標識灯は残っていますが使用されていません。
 一畑電車のワンマン運転はホームミラーも使用しますが車両側にもサイドミラーを設置しています。
 前面貫通扉は5000系と異なり残っており、さん板も残っていますが現在は2編成繋ぐ運用でも使用されておらず非貫通で運用されます。これは恐らく幌を繋ぐ手間と運転席の仕切を片方撤去しているためと思われます。また、頻繁に繋ぐわけではないため幌の管理が難しいのでしょう。



 車内はロングシートとなっています。中扉が残っているため後期編成と異なりロングシートはそこまで長くはありません。また、元々が通勤電車として使われていたため3000系と比べると車内は質素になっています。ワンマン運転のため運転台背後には運賃表と運賃箱が設置されています。運客仕切戸は引き戸方式で交換されているようでガラスが半分ほどしかありません。
 また、車内監視のため車両連結面よりに運転席側に向けた監視カメラが設置されています。運転席に設置されたモノクロ画面で交互に表示するようになっています。
 この編成は外装のラッピングだけではなく車内もしまねっこにちなんだものになっておりモケットは交換され床にはあみだくじの柄の入ったシートとなっています。




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