この車両は陸上自衛隊の施設科部隊が保有している車両で07式機動支援橋とよばれるものです。
戦場において川などを渡る際に橋が無かったり破壊されていた場合に使用する車両です。橋そのものはトラックの荷台に積まれているものでこれを川におろして橋とします。以前紹介した81式自走架柱橋の後継として制式採用され川内駐屯地に駐屯する第8施設連隊に配備されています。プレートから今年度に入ってから配備されたもののようです。
07式機動支援橋は複数の車両でワンセットとなっておりこの車両は橋節運搬車になります。橋節はビームにのっけて端の床面になる部分です。形状からして恐らく中間部分の橋節でしょう。製造は日立製作所でこの橋節は3台1組のためプレートには(1/3)と書かれています。
戦場において川などを渡る際に橋が無かったり破壊されていた場合に使用する車両です。橋そのものはトラックの荷台に積まれているものでこれを川におろして橋とします。以前紹介した81式自走架柱橋の後継として制式採用され川内駐屯地に駐屯する第8施設連隊に配備されています。プレートから今年度に入ってから配備されたもののようです。
07式機動支援橋は複数の車両でワンセットとなっておりこの車両は橋節運搬車になります。橋節はビームにのっけて端の床面になる部分です。形状からして恐らく中間部分の橋節でしょう。製造は日立製作所でこの橋節は3台1組のためプレートには(1/3)と書かれています。
ベースとなっているトラックは三菱ふそうの7tトラックでスーパーグレードがベースとなっています。制式採用ではないため市販車に合わせて細かく改良がされているようでこの車両もバンパーの位置がやや下がりフォグランプがヘッドライトの下側にクリアレンズで取り付けられています。これはキャブ自体の高さがやや上がっているようです。
この車両は今年製造なので7tトラックの最新バージョンがこの形状だと思われ画像検索で出てくるものはすべて少し古いものになるようです。ベースの型式としてはFV-Rですが自衛隊ではFXとして採用しているようです。排ガス規制的にはQDG-規制に相当するようです。
この車両は今年製造なので7tトラックの最新バージョンがこの形状だと思われ画像検索で出てくるものはすべて少し古いものになるようです。ベースの型式としてはFV-Rですが自衛隊ではFXとして採用しているようです。排ガス規制的にはQDG-規制に相当するようです。
敷設の際にはこのようにビームを1本当してその上にパネルを架設していきます。そのため途中には柱が無いため川などの地質に影響されません。また、90式戦車などの重量級戦車も渡河可能となっています。
こちらが置き換え対象の81式自走架柱橋です。ベース車両は同じ三菱ふそう製ながらザ・グレートであり見た目もちょっと古いですね。こちらは川底に柱を建てるため川底の地質によっては傾いたりして使用不能になったりします。