3月26日のダイヤ改正に合わせて谷山~慈眼寺間が踏切解消のための高架化が行われます。同時にこの区間にある谷山駅と慈眼寺駅が高架駅になります。それに先立って昨日3月13日にJR九州ウォーキングが行われ駅の限定的な公開が行われました。
谷山駅と慈眼寺駅は共にJR九州の車両や制服などをデザインしている水戸岡鋭治氏のデザインによるものです。谷山駅は茶色を基調とした駅となっおり左右だけではなく前後の部分にも英語の駅名が入るようになっています。これは高架を走ってきた列車から見ると桜島の裾に駅がある形になるためそこに溶けこむようにデザインされたためでしょう。
また、現行の駅舎と比べるとやや慈眼寺方に移転しておりそれに伴い駅のキロ程も変わっています。
また、現行の駅舎と比べるとやや慈眼寺方に移転しておりそれに伴い駅のキロ程も変わっています。
まだ駅前は工事中でロータリーはありませんがロータリーのある側はガラス張りとなっています。駅の出入り口は高架の下側になっているため海側山側両側からアクセスできるようになっています。また、その前に広いスペースが有るためイベントなどが行えそうで噂では鹿児島中央の駅前にもある屋台村ができるとの話です。
入口を入ってすぐに自動券売機と窓口があります。窓口は谷山が比較的人口も多く利用客も多いためみどりの窓口になっており終日利用が可能となっています。また、券売機はまだ設置されていませんでしたが2台設置されているようです。恐らくチャージもできるタイプのものと思われます。
みどりの窓口の脇を通って改札の方へ行くことになります。まだ改札は完成していませんが恐らく板が敷いてあるところに改札ができるでしょう。窓口のところにバーらしきものが準備されているところと完成まで2週間程なのに機械が設置されていないことから見るに自動改札機が設置されると思われます。そうなると新幹線以外の自動改札機は鹿児島県下3例目になります。
改札機の奥には発車標が設置されていますが小さい駅に多い液晶タイプではなくLEDタイプが設置されています。
ちょっと進んでいくとエスカレーター付きの階段とエレベーター、トイレと続いています。その間左側にはロータリーが見えるガラス張りとなっています。
天井の部分は水戸岡氏のデザインらしく天井にも細工が施されています。
天井の部分は水戸岡氏のデザインらしく天井にも細工が施されています。
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