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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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一畑バス8362(再々掲載)

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 この車両は一畑バスが保有しているガーラSHDです。
 元々は本社に松江~福岡間の「出雲路号」用として導入されましたが一畑バスが「出雲路号」から撤退したため出雲支社に転属し当初は出雲・松江~東京間の「スサノオ号」に使用されていましたが、現在は3月より運行を開始した出雲~鳥取間の「オオクニヌシ号」に使用されています。この路線は鳥取側が一般道が多いので乗り通すと3時間半ほどと時間がかかるためこの車両が抜擢されたのでしょう。



 PKG-規制の長期規制適合車です。一畑バスではハイデッカーでの導入例はありましたがスーパーハイデッカーはこの車両が今のところ最初で最後となっています。
 当時の夜行高速仕様の標準仕様を採用しており窓は全窓固定窓でサンベールグリーン50を採用しています。床下には乗務員仮眠室を装備していますが現在ではなくなってしまった開閉可能な引き戸タイプの窓を採用しています。やはり隙間風など問題があったのでしょう。
 方向幕箱の車両が初めてLED式で3面装備するようになりました。それまで側面と後ろはステッカーだったので他の路線で使うときは上から重ね貼りしていたのでその手間が要らなくなりました。


 現在は「オオクニヌシ号」の専属で夜行車に余裕が有るため続行には使わないためか後部には専用のラッピングが施されています。これまでの新型ガーラで施されていたラッピングの中では最大サイズでこの路線に力を入れているのがわかりますね。



 車内は夜行用の車両ということで3列独立シートが並んでいます。一畑バスは今まで紫色のモケットが多かったような気がしますがこの車両は青ベースのモケットになっています。座席自体はメーカー標準のものを採用しています。この座席は夜行用のはずですが天龍のスリーピングシートや杉本のスリーピングシートと比べると倒れ方が少ないような気がします。肩のグリップは中央列の通路が広い側のみについています。
 車内照明は一部の貸切仕様についているようなLEDのイルミネーションは付いておらず荷物棚下のラインライトのみになっています。この点は昼行用と同じですが照明は間接照明になっています。
 サービス設備はトイレのみでテレビは折りたたみも装備されていません。したがって座席もリクライニングの機能しかないものになっています。トイレの部分もサービスボックスはなく衝立のみの装備です。西鉄ですらサービス設備のない車両を導入している昨今仕方がないのかもしれません。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・島根200か・371
社内番号・・・・・・・・・・8362
車輌車種・・・・・・・・・・いすゞ自動車/ジェイ・バス
車輌型式・・・・・・・・・・PKG-RU1ESAJ
車両年式・・・・・・・・・・2008年式

車輌仕様・・・・・・・・・・3列独立シート/中央床下トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:一畑バスの高速車・・・・・まとめ

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