写真の車両は航空自衛隊が保有しているCH-47J(LR)です。陸上自衛隊とともに運用している機体ですが航空自衛隊では主にレーダーサイトとの末端輸送に使われています。前線に出ない任務が主なため陸上自衛隊の迷彩に比べると明るめの迷彩をまとっています。
航空自衛隊では1989年から採用が始まった機体ですが現在はこの(LR)型が採用されています。この493号機は2005年製造のまだ新しい機体(といっても今年で11年目ですが)のため各部が綺麗です。
航空自衛隊では1989年から採用が始まった機体ですが現在はこの(LR)型が採用されています。この493号機は2005年製造のまだ新しい機体(といっても今年で11年目ですが)のため各部が綺麗です。
陸上自衛隊のJA型と同じタイプの機体ですがサブタイプを変えていません。LRはロングレンジの略ですがこのタイプはスポンソンが大きくなっており燃料タンクの容量が大きくなっています。ただ、陸上自衛隊の最新機と違い装甲強化などの改良は行われていないようですね。エンジンは従来のT55-L-712エンジンを搭載しているようです。
またこのタイプでは機種に気象レーダーを装備し更に機首下にはFLIRを搭載しています。このFLIRを使用したNVG対応のコックピットのため悪天候などにも対応しています。装備的には給油プローブを除いて米軍のMH-47に近い能力を有しています。
航空自衛隊の機体は入口の上の部分に常時ホイストを設置しています。これはこの機体が航空救難団の所属機体だからでしょうか。ちなみに陸上自衛隊の機体では通常は外しているようです。ホイストは機内では3枚目の写真のような操縦桿のようなレバーで操作されます。
航空自衛隊の機体は入口の上の部分に常時ホイストを設置しています。これはこの機体が航空救難団の所属機体だからでしょうか。ちなみに陸上自衛隊の機体では通常は外しているようです。ホイストは機内では3枚目の写真のような操縦桿のようなレバーで操作されます。