南国交通1165

　この車両は南国交通が保有しているキュービックシャーシのB型です。
　元高槻市営バスの車両で純正エアロスターとともに導入されました。

　KC-規制の車両でキュービックシャーシとの組み合わせになります。同じ組み合わせは生え抜きでも存在しますが仕様がだいぶん異なります。エンジンは型式に現れていませんが高出力型で鹿児島市内の坂道に対応しています。
　ボディは生え抜きと同じく視野角大窓のB-競椒妊でビルトイン式クーラーを採用していますが窓は逆T字窓になっています。また、中扉も引き戸になっています。窓は色が薄いながらブロンズガラスになっているようです。
　塗装は基本的に一緒ですが生え抜きが基本的にバンパーが青いのに対してこの車両は銀色で塗られています。また、同じ形状のボディですが全面の赤い部分の塗り分けも若干異なっており面積が若干小さくなっています。
　方向幕は当初は幕式で導入されていましたが生え抜き同様最近LED化されています。高槻市営バス時代にもLED化された車両もいたらしいのでもしそうだとしたら再LED化といったところでしょうか。

　車内は生え抜きがツーステップだったのに対してワンステップとなっています。ただし、床面は扉間はフラットなものの車いすには非対応となっています。この車両よりも古い車両でも車椅子対応の車両はいたのでなぜ車いす非対応に戻したのでしょうね。
　座席はほとんどが元の座席ですが一部交換されています。交換された座席は赤いモケットのハイバックシートで背もたれが分かれています。元の座席は銀色のモケットでハイバックシートですが2人がけでも背もたれはつながっています。各座席には枕カバーが被されており交換された座席は1人がけのものを2個使用しています。

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