この機体は鹿屋航空基地に隣接している鹿屋航空基地資料館に展示されてる二式大型飛行艇です。
旧軍で使われていた傑作飛行艇です。167機ほど製造されましたが現存しているのは世界でもこの1機のみです。以前はお台場の船の科学館に展示されていましたが状態が悪く鹿屋航空基地に移設されました。この機体は戦後残っていた3機のうちの1機で米軍の試験の後日本へ返還された機体です。
旧軍で使われていた傑作飛行艇です。167機ほど製造されましたが現存しているのは世界でもこの1機のみです。以前はお台場の船の科学館に展示されていましたが状態が悪く鹿屋航空基地に移設されました。この機体は戦後残っていた3機のうちの1機で米軍の試験の後日本へ返還された機体です。
製造開発は川西航空機でこの会社は紫電改のタカでも有名な紫電改や紫電、強風を作った会社です。戦後は新明和工業と名を変えPS-1に始まる国産飛行艇を作り続けています。最新型のUS-2は世界でも類を見ない高性能飛行艇でその先祖にあたります。この機体も性能は当時としては高く米軍のカタリナ飛行艇よりもはるかに高速で航続距離も長いです。その足の長さを活かして真珠湾の爆撃なども行うこともありました。
武装も当時の日本軍機としては重武装で20mm機銃5門、7.7mm機銃4門に加え爆弾も2tも搭載可能でした。その重武装を活かして迎撃に上がった敵戦闘機を返り討ちにしたこともあったようです。
武装も当時の日本軍機としては重武装で20mm機銃5門、7.7mm機銃4門に加え爆弾も2tも搭載可能でした。その重武装を活かして迎撃に上がった敵戦闘機を返り討ちにしたこともあったようです。