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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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A320-200⑩

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イメージ 1

A320-200 機体型式:A320-232 機体番号:JA15JJ


 この機体はジェットスター・ジャパンが保有しているエアバスA320です。
 ジェットスター・ジャパンは他の2社のLCCが全日空系のLCCなのに対して唯一日本航空系のLCCです。18機保有しているうちの15番目の機体で従来ウィングフェンスだった翼端がシャークレットとなった機体です。
 シャークレットはエアバス社の名称でボーイングではブレンデッドウィングレットとよんでいます。3枚目のようにその大きさはかなり大きくなっており高い整流効果が望めるため一部の会社では既存の機体に改造して設置する場合もあります。

 A320は全日空や他のLCCも使用しておりLCCではB737と人気を二分しています。他国のジェットスターでもA320が選択されておりグループで小型機はA320、A321で統一しています。日本航空系としてはA300が引退してから久しぶりのエアバス機です。
 基本的に他のジェットスターと共通化されておりエンジンにはV2500が選択されています。このエンジンはかつては日本国内でもJASのMD90や全日空のA321が装備していたエンジンですがA320としては国内唯一です。ほかのCFM56と比べると段差のないエンジンカウルの形をしているのが特徴です。


 機内は3+3の横6人掛けになっています。これは他社のA320やB737と同じですがシートピッチが詰められておりスターフライヤーでは144席のところ180席仕様と40名近く定員が多くなっています。そのためあまり余裕はありませんが座席の背もたれが薄くシートポケットを上に持ってくることで足回りに余裕をもたせています。また、シートピッチが狭いのでリクライニングはほとんどしません。国外のジェットスターグループでは少し定員の少ない177名仕様も存在しているようです。
 

 写真では成田空港の第三ターミナルの写真ですが第三ターミナルはLCC専用のためボーディングブリッジがなく写真のような通路とタラップで乗り込むようになっています。これによって設備使用料などを安くしているのでしょう。



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