画像はJR九州が今年に入ってから登場させている811系のリニューアル車です。上が最初のPM1504編成、下が第2編成のPM1511編成です。PM1504編成は最初の改造ということもありPM1511編成とは異なった部分があります。今後の改造編成はPM1511編成に則ったものとなると思われます。
違いがあるのは助手席側のボックスです。モニター装置などの設定器になっっていると思われますがこの収納箱が異なっています。
PM1504編成では蓋が横開きで上にデジタル表示器の確認窓が独立して設置してありましたがPM1511編成では蓋が大きくなり上に開くようになりデジタル表示器の部分まで開くようになっています。それに伴い角の部分に取っ手がついています。
そして非常扉の窓枠の色もPM1504編成は黒でPM1511編成はPM1511編成はクリーム色となっています。おそらくこの部分は手はつけられていないでしょうから元から違ったのでしょうね。非常はしごについてはPM1504編成がクモハ、PM1511編成がクハ側なのでその違いかと思われます。ただ、この箱の違いはどの先頭車についても該当します。
また、運転席はほぼ一緒ですが今月より定速スイッチが廃止されるためこの2編成の車両は回生開放スイッチとなり、今後改造される編成は定速スイッチが設置されず最初から回生開放スイッチ装備で落成するようです。