昭和自動車185

　この車両は昭和バスが保有しているレインボーシャーシのB型です。
　佐賀営業所に所属している車両佐賀市内の路線を中心に使用されています。

　シャーシはKK-規制になっています。この辺りの年式では三菱以外のメーカーを西工ボディで導入しています。
　ボディが96MCのままなのでそこまで大きな見た目の違いはありませんが他のシャーシの車両同様中扉が引戸化されています。そのため元々中扉の前にあった方向幕が戸袋の影響を受けて中乗り前降り制にもかかわらず前扉のすぐ後ろにきています。窓は相変わらず最後部のみ逆T字でそれ以外がT字窓になっています。
　方向幕はこのあたりの年式では元々は幕式で導入されましたがLED化されています。前面側面とも細長いものでしたが拡大して標準的なサイズになっています。特に側面は枠があったはずですが枠を撤去して1枚ものの固定窓になっています。
　クーラーはエルガミオシャーシの車両と同じくデンソー製ですが純正と同じくエバポレーターを屋根の上に置くタイプのものを採用しています。

　車内はワンステップが標準設定になったこともあってフルフラットなタイプのワンステップとなっています。座席は中型で幅が狭いため1人掛けメインとなっています。車椅子マークはありませんが年式的には車いすに対応していると思われます。

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