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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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年式による違い(813系⑯)

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 画像は813系の200番台以降の車両です。200番台以降はコストダウンが図られた番台ですが300番台からはマイナーチェンジが入っています。

 200番台は813系で一番編成数の多いバージョンで量産化のためかやや簡略化されています。乗務員室後ろの窓はこの番台からHゴム押さえになり黒くなっています。また、運客仕切戸の窓のサイズが小さくなっています。
 300番台は2.22の事故のため廃車になった車両を再利用して製造された番台で製造が2003年と200番台から5年ほど間が開いていますそのため内装がバリアフリー法の絡みなどもありマイナーチェンジが入っています。乗務員室の構造は変わっていませんが床材などが白っぽいものとなり壁も白くなっています。ただし、乗務員室の壁は従来通りの構成となっています。

 1000番台は2005年に製造されたモデルで足回りが817系に準拠したものとなりました。内装は300番台と一緒です。乗務員室内は変わっていますが客室側は変わっていません。
 1100番台は1000番台のマイナーチェンジ版で2007年と2009年に製造されており写真の車両は2009年に製造されたマイナーチェンジ版です。このモデルではATS-DKの装備を予め見込んでの製造のためか助手席側のスペースが拡大されており乗務員室に運転状況記録装置が内包されています。
 なお、1000番台と1100番台はモニター装置で車内の温度がわかるようになったため車内の温度計が省略されています。



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 運転席です。300番台は足回りは廃車になった車両を再利用したため200番台と同じツーハンドルとなっています。
 1000番台は足回りが817系ベースとなっているためワンハンドルマスコンを採用するようになっています。また、日豊線ワンマン化のためにワンマン化改造を受けています。1100番台は1000番台のマイナーチェンジ版のためほぼ一緒となっています。新しい分塗装のハゲはありません。



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 乗務員室の上の部分は300番台まではアナログのチャイムが付いていますが1000番台以降はワンマン関連とATS-DK関係のNFBに変更されチャイム類はデジタル音源のサウンドジェネレーターに統合されています。
 ただ、300番台は200番台と1000番台を足して2で割ったような構成で扇風機のスイッチは1000番台以降と同じシーソースイッチになっています。また、2.22の後の製造のためその対策で移された警報持続スイッチは最初から上にあるため200番台以前の車両と異なり内蔵タイプとなっています。





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