この機体は米子空港の隣にある美保航空基地に所属している機体です。「みほづる」として配備されている2機のヘリコプターの内の1号です。2008年に配備された機体で基本的に陸上基地をベースに運用されていますが境海上保安部のPL型に一時的に搭載して運用すこともあるようです。
現在ベル212の後継として採用されている機体でこの機体の場合美保航空基地に配備されていたベル412EP「おしどり」の後継になるようです。ローターの折りたたみの機能の関係などから艦載機としては引き続き従来のベル212を使用しているようです。
AW139はアグスタウェストランド製のヘリコプターで以前海上保安庁が導入していたS-76と同様の流線型のきれいな形をしています。ベル製のきたいと違い着陸にはタイヤを使いますが写真のように格納することができるため速力などが優れています。S-76とは配備地で分けているようで今のところ北海道はS-76、それ以外はAW139となっています。性能上ではAW139が優れていそうですが目に見えない部分で寒冷地の運用などではS-76のほうが優れているのでしょう。