この車両はJR九州がローカル用の国鉄型を置き換えるために投入した初めての車両です。日立のA-trainシステムの試作的な要素もあったのでしょうこの時の導入の26編成の導入1回のみの導入にとどまっています。熊本と大分に投入され今のところ熊本から大分に一部の編成が転属した以外は動きはありません。
車体は九州では初めてのアルミ車体になっています。これまでのアルミ車体とことなり車体をアルミのダブルスキン構造にすることにより軽量化しつつ剛性を保っています。また、内装を予め別のところで組み立てておきそれを組み付けることによって製造のコストや時間を省いています。
台車は従来の台車をベースに車輪径を小さくし床高さを下げています。また、ブレーキはディスクブレーキを排して踏面ブレーキのみになっています。制御方式は813系と同じくVVVF方式ながら素子がGTOからJR九州では初めてIGBT素子に変わっています。メーカーは車体と同じく日立製でこれまでに何回かプログラム変更で音が変わっています。
台車は従来の台車をベースに車輪径を小さくし床高さを下げています。また、ブレーキはディスクブレーキを排して踏面ブレーキのみになっています。制御方式は813系と同じくVVVF方式ながら素子がGTOからJR九州では初めてIGBT素子に変わっています。メーカーは車体と同じく日立製でこれまでに何回かプログラム変更で音が変わっています。
車内はこれまで415系や103系にロングシートの車両がありましたがJR九州の新車としては初めてロングシートとなっています。水戸岡鋭治氏によるデザインで一般的な座布団が連続して並んでいるものから普通の座布団がベンチの上においてあるように個別に分かれているものになっています。
また、車内の配色も後の817系の白に対して銀色で扉などは黄色く塗られており、817系よりも車内は暗くより明暗がわかれています。座席がロングシートなところ以外は817系と一緒でトイレなどはユニット構造で取り付けられています。
また、車内の配色も後の817系の白に対して銀色で扉などは黄色く塗られており、817系よりも車内は暗くより明暗がわかれています。座席がロングシートなところ以外は817系と一緒でトイレなどはユニット構造で取り付けられています。
運転席はワンマン対応でJR九州では初めてのワンハンドルマスコンとなりました。このタイプの運転席はその後817系や813系でも採用が続き、若干機器類が異なりますが885系や303系などでも採用されています。左手操作のワンハンドルマスコンはJR西日本、四国以外では他社も採用しておりJRでは主流の方式のようです。
ワンマン運転のため計器類の左右にドアスイッチが追加されています。817系と比べるとロングシートのため左側にあるスイッチボックスに補助椅子のスイッチがなく位置がやや高くなっています。
ワンマン運転のため計器類の左右にドアスイッチが追加されています。817系と比べるとロングシートのため左側にあるスイッチボックスに補助椅子のスイッチがなく位置がやや高くなっています。