WILLER EXPRESS 関西1460

　この車両はWILLER EXPRESS関西が保有しているエアロエースです。
　大阪～TDL間の｢ウィラーエクスプレス｣に使われていました。元々はさやま交通が導入した車両です。

　QRG-規制の車両ですがマイナーチェンジ下ばかりの車両のためディスタンウォーニングやMDAS-靴標準装備になる前の車両です。また、尿素水の給水口は長方形で車体はLKG-規制エンジンはQRG-規制という間の子の車両になります。
　クーラーはデンソー製の直結冷房となっており屋根の上にパッケージクーラーが乗っかっています。

　夜行も前提とした車両のため窓は濃いスモークガラスで全窓固定窓となっています。また、扉は設定がスイング扉のみということでスイング扉となっています。
　方向幕は旧制度時代の車両ですが新高速乗合バス移行前提の車両のため3面にLED式を装備しツアーバス時代と異なり行き先を表示するようになっています。後ろからの画像のように表示の両端に｢｣が付いているのも珍しいですね。

　車内は3列シートのボーテとなっているようです。最後部のみ｢ボーテ4｣として売り出す縦9列で定員は28名のようです。
　元々は女性専用車として開発された車両でシートはオリジナルと思われる形状のボーダー柄の座席で網ポケットや手鏡など女性向けの装備を搭載しています。また、最近の車両らしくコンセントが書く座席に設置されています。他にもマッサージ機能やプラズマイオンクラスターを装備するなどかなり力の入った座席です。
　トイレは付いておらずサービスなども従来のトイレ無しの他のグレードと同じようです。ただし、この車両はプライベートカーテンを装備しているようです。最前部には固定式のテレビがありますが案内表示に使われているものと思われます。

　なお、現在は男女混合となっており男性も乗車できる前3列はやや大柄な座席を装備しているようです。

関連:ツアーバスの車両･････まとめ
　　 新高速乗合バス･････まとめ
　　 ウィラーグループの車両･････まとめ