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113系ヒロP-02編成

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113系2000番台 所属:広ヒロ 編成:P-02編成


 この車両は山陽本線など広島下関地区で使用されている113系2000番台です。元々は火の音電車区に所属していたHG405編成だった車両です。2012年に幡生に入場後広島に転属となりました。広島では経年の113系F編成を置き換えているようです。
 広島地区は瀬野八を抱えていることもあり基本的に抑速ブレーキの付いた115系が運用されますが瀬野八まで行かない運用に関しては113系も使用されています。
 113系は111系の出力を向上させた型式で115系の元になったとも言える車両です。115系の2000番台と同じくシートピッチを拡大したタイプで温暖地向けの115系と見た目はよく似ています。


 元々は阪和快速色でしたがリニューアルと同時にカフェオレと呼ばれている塗装に変更になっています。広島地区の車両は同じパターンでも薄い茶色の部分が白いのですがこちらのほうが本来の色になります。車体はリニューアルが行われており特に初期改造のこの編成では40Nの徹底したリニューアルが行われています。リニューアルはかなり大がかかりで顔以外はかなり面影が変わっています。JR九州もまだまだ使いそうな415系500番台はこれくらい更新してほしいものです。
 リニューアルとは別に列車番号の表示器の撤去と尾灯のLED化が行われています。また、近年は貫通扉にあった編成番号を助手席側の窓に移設する工事を行っています。



 車内は元々は入口付近がロングシートで扉間にクロスシートを配置したセミクロスシートでしたがリニューアルを受けて運転席後ろなど一部を除き223系などと同じ座席を使用した転換式クロスシートとし223系などの同時期の新車にできるだけ近づける改造が行われています。この編成では座席はそのままですがモケットが225系と同じタイプのものに変更されています。

 座席以外にも窓や内装なども変更されています。特に天井はカバー付きの照明となり更に屋根の高さが下げられているため元の115系の面影はあまりありません。中扉付近にあるクーラー用の吸気口は原型では大きく張り出していましたがリニューアルによってほぼツライチとなっています。
 扉は原型と同じように内側は金属地むき出しですがドアエンジンが交換されているため開閉の音が静かになりドアエンジン部分の張り出しが小さくなっています。半自動ドアは元々は手動でしたがボタン式となっています。







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