熊本都市バス1171

　この車両は熊本都市バスが保有しているエアロミディです。
　去年導入された車両で新車ではなく元濃飛バスの車両になるようです。濃飛バスは導入してから1年ほどで手放したのですが新車をどのような経緯で手放したのでしょうね。

　
　SKG-規制の車両でポスト新長期規制適合の車両です。2011年年末発売ですがよく年4月にはTKG-規制車に移行したためわずか4ヶ月ほどの間しか製造されなかった貴重な車両になります。
　見た目は新短期規制の車両とよく似ていますがエンジンは尿素SCRを使用したものとなっています。スペースランナーRAなどは導入していないため熊本都市バス初のAdBlue使用の車両になるのではないでしょうか。
　塗装以外は濃飛バスの仕様を引き継いでおり窓は濃色スモークとなっています。ただし、前扉の後ろの窓のみは側方視界を確保するため色が薄くなっています。方向幕はその後ろの窓に付いているのも特徴です。
　クーラーはデンソー製でコンデンサーを車体中央に搭載しています。バンパーにはデイライトが装備されていますがこれは濃飛バス時代からのもののようです。
　

　車内はいじっていなければ青いモケットの前向きの座席が並んでいるようです。くまモンのIC CARDに対応しているためくまモンの後ろ姿が戸袋に貼られています。似たCARDで市電はでんでんnimocaを導入していますがこれとは別のICカードのようです。

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