Quantcast
Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4658

JR九州バス531-01632(再掲載)

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 この車両はJR九州バスが保有しているエルガシャーシの新7Eです。
 最近稼働を開始したばかりの車両で元相鉄バスの車両です。鹿児島支店の車両でここのところ新車の増備が続いていましたが去年に引き続き移籍車の導入となりました。2台導入されており2台とも同じ仕様の車両なので2台しかいないこのシャーシの貸切兼用車をうまく手に入れたようです。
 最近いすゞの工場にしばらく入場していたようなので調子が本調子ではなかったようです。


 KL-規制の車両になります。純正ではエルガにモデルチェンジしていますが富士重工ボディでは新7Eへとマイナーチェンジしています。そのためそれまでの車両と比べると軽量化しており方向幕周りなど一部違いがあります。相鉄バスでは貸切兼用のワンロマとして導入した車両は尺が少し長く中扉に引き戸を採用しています。ただ、相鉄では非公式側に給油口を設置してましたがこの車両は給油口が公式側にあります。移籍時に改造したのでしょうか。
 他にも前乗り中降りから中乗り前降りにするにあたって車外スピーカーのいちを中扉よりに移設しています。中扉にはLED式の照明が付いていますが相鉄時代は付いていなかったのでこれも移籍時に設置されたようです。

 窓はブロンズサッシの逆T字窓を採用しています。非公式側はサッシのサイズの関係か非常口の前後に固定窓ができています。日除けは元々装備していなかったので横引きカーテンを設置しています。クーラーは純正と同じくコンデンサーのみ屋根の上に載せた会社も多いですがこの車両はエバポレーターも屋根の上に載せたパッケージクーラーとなっています。
 方向幕はJR九州バスの中古としては初めてLED式を採用しています。相鉄バス時代は幕式で側面は細長い方向幕を採用していたため元の位置には設置せずに戸袋の前側の固定窓に固定しています。この方法は産交などでもみられます。

 最近になってヘッドライトのロービームが小糸製のLED式ヘッドライトに交換されています。交換前の一番下の写真と比べるとレンズの透明度が上がっているのがわかります。今のところこの車両と昨日紹介のエアロスターのみの交換のようで隣に写っているエルガミオは交換されていませんでした。



 車内は貸切兼用のワンロマとはいえワンステップとなっています。交通バリアフリー法施行前で貸切兼用ということで得るがシャーシのワンステップながら車いすには非対応です。そのためステップにはスロープはありません。
 座席は一般車はローバックシートですがこの車両はハイバックシートを装備しています。車いすには対応していないためワンステップエリアにも2人がけのハイバックシートが並んでおり着座定員重視の配置となっています。座席は元々の座席そのままでモケットにも変更はないようです。
 運賃箱は小田原機器のRX-NZの銀色のタイプのようです。現在は生産されていないタイプなので廃車発生品を使用しているようです。運賃表は引き続き液晶式を採用しています。


≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・鹿児島200か15-24
社内番号・・・・・・・・・・531-01632
車輌車種・・・・・・・・・・いすゞ自動車/新7E
車輌型式・・・・・・・・・・KL-LV280N1
車両年式・・・・・・・・・・2001年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ワンステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:JR九州バスの車両・・・・・まとめ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4658

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>