JR東海バス747-13959

　この車両はジェイアール東海バスが保有しているセレガHDです。
　撮影時は東京～名古屋間の｢東名ハイウェイバス｣に使われていました。名古屋ナンバーなので名古屋支店の所属のようです。

　最新のQPG-規制の車両になります。高速道路を長距離走るということで高出力型のほうが選ばれています。JR東海バスは昔から高出力型を選ぶことが結構あるようです。オーナメントランプを装備しているので標準仕様の方のようです。社番は2013年の藻ですが年度末の導入なので2014年式になるようです。
　塗装はセレガを導入した当初は他社と似たような塗り分けでしたが最近導入のこの車両では屋根の上のクーラーカバーとリアスポイラーが青く塗られるようになりました。青でも心持ち車体よりも明るい青のような気がします。
　窓は全窓固定窓で従来よりグレードがあがっています。色は濃色スモークで景色のことはあまり考慮されていませんがアクセントピラーは非装備となっています。ホイールはアルコア製の10穴アルミホイールを履いています。

　車内は配置はトイレ側が9列、反対側が11列の定員40名仕様のようで4列シートですが4列ワイドシートと呼ばれる座席を採用しています。最近エアロエースなどにも採用が進んでいるこの座席はJRバス関東の楽座シートとほぼ同様のもののようで、補助席を排して座席幅を確保したもののようです。センターアームレストも太いものを採用しているようです。モケットの色は初期の車両が普通の青いものでしたがこの車両は窓側が青、通路側がピンクというド派手なJRバスとは思えないような色使いとなっています。
　トイレは後部に設置しています。一部にはパウダールームつきもいるようですがこの車両は一般の仕様のようです。テレビやマルチステレオは装備していませんが足元にはコンセントを装備しているようです。
　また、去年度の新車では後部に乗務員仮眠室を設置した車両を導入していましたがこの車両では床下に追加で乗務員仮眠室を設置しています。去年まではついていなかったようなので去年の後半以降の改造でしょう。恐らく｢青春ドリーム号｣で使うことを考慮したのでしょうが一般的なものと位置も形状も異っています。

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