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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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大分バス12768(再掲載)

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 この車両は大分バスが保有しているセレガRシャーシのC型です。
 大分~熊本間の「やまびこ号」の専用車として導入された車両です。近年「やまびこ号」は減便を繰り返しており新車の導入で4列化も行っているので今後の行方が少し不安です。


 KL-規制のセレガRにマイナーチェンジした後の車両のシャーシです。セレガRのシャーシに西工ボディというこの頃になると特に珍しい組み合わせです。純正ボディは顔が変わりましたが西工ボディはバンパー部分に少変更があった98MCです大阪には乗り入れるつもりがないためか大阪府の流入車規制ステッカーは貼っていません。
 「トロピカル号」の車両と同じ3列シートですがこちらは昼行用ということで窓は5番窓以外は開閉可能となっています。また、扉も一般道経由で途中にバス停があるため頻繁な開閉や路肩に寄せることを考慮して折戸を採用しています。非常口はトイレに併設されているため通常の位置のものは省略されています。そのため通常は純正と同じく非常口の下にあるグリルが単独で存在しています。
 クーラーはサブエンジン式となっています。シャーシが日野製ということもありデンソー製のものを使用しています。
 方向幕は幕式で3面に装備しています。この路線は系統が単純なので表示内容も単純です。3枚目の昔の写真と比べると特急便が当たり前だからなのか特急の文字がなくなり英語表記が入るようになりました。塗装は同社の現行の標準塗装であるExpress OITAカラーとなっています。そして側面方向幕の下には昔はなかった運行区間表記がいつの間にか追加されています。



 車内は距離のある路線ということで3列シートが並んでいます。次の新車からは4列シートになったのでこの車両が「やまびこ号」の新車では最後の3列シート車です。座席は「とよのくに号」のエアロバスと同じ幅の広いもので大分の名産品の描かれた青いオリジナルモケットの大分柄となっています。
 トイレは中央床下に装備しておりサービスボックスも併設しています。このトイレの位置も「やまびこ号」の新車ではこの車両が最後になリました。テレビは導入当初はビデオサービスがあったためブラウン管式が最前部とトイレの部分に設置されており各座席にはマルチステレオが設置されています。




≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・大分200か・・91
社内番号・・・・・・・・・・12768
車輌車種・・・・・・・・・・日野自動車/西工98MC C-
車輌型式・・・・・・・・・・KL-RU4FSEA
車両年式・・・・・・・・・・2001年式

車輌仕様・・・・・・・・・・偏心3列シート/中央床下トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:大分バスの高速バス・・・・・まとめ

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