この車両は1998年に登場した鹿児島市電最後のツーステップの路面電車です。これ以降は交通バリアフリー法に基づいたノンステップ車両が導入されています。
同じ見た目の9500形は旧型車両からの車体更新車でしたが、この車両は新造車両です。そのため足回りなどは新しく作られていますが以前お2000番代の車両が制御方式にVVVFインバーターを採用していたのに対してこの車両は抵抗制御となっています。コストダウンのためとはいえVVVインバーター制御から抵抗制御に新型車が戻る例はそう多くはないのではないでしょうか。ブレーキに関しては電気指令式となっており最近の車両の標準的な装備となっています。
同じ見た目の9500形は旧型車両からの車体更新車でしたが、この車両は新造車両です。そのため足回りなどは新しく作られていますが以前お2000番代の車両が制御方式にVVVFインバーターを採用していたのに対してこの車両は抵抗制御となっています。コストダウンのためとはいえVVVインバーター制御から抵抗制御に新型車が戻る例はそう多くはないのではないでしょうか。ブレーキに関しては電気指令式となっており最近の車両の標準的な装備となっています。
車内はツーステップで中扉は4枚折戸ですが、バスの窓ガラスが大きいものになれると窓面積の小さいこの4枚折戸には違和感を覚えます。座席は確か赤いモケットのロングシートで一時期はクロスシートを採用していた鹿児島市電ですがラッシュ時の定員重視に戻ったようです。
この車両は在来型では唯一のLED式方向幕を装備した車両になります。今のところこの車両のみのそうびでどうやら一般企業からの提供で改造したようです。側面のものもフリーパターンタイプですがサイズが少し大きいのか若干端のほうが見切れています。
4月にジオパークのラッピングが解除されましたが9月からフェリーさんふらわあのラッピングとなりました。
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