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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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鹿児島交通1059(再掲載)

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 この車両はいわさきグループの鹿児島交通が保有しているヒュンダイのユニバースです。
 貸切として導入された車両で2次車に当たる車両と思われます。ユニバースは旧いわさきバスネットワークが大量に保有しており、それがそのまま移管された鹿児島交通も多数保有しています。


 初期の車両同様ADG-規制の車両になります。国産車はすでにPKG-規制に移行している頃の車両ですがユニバースは燃費が悪いのかADG-規制止まりです。見た目は初期の車両とほとんど変わりありません。大阪府の流入者規制は当然適合の青ステッカーを貼っています。
 窓割りは窓の数が国産車よりも1ヶ所多い6枚になっています。うち1番と6番窓が固定窓になっています。非公式側は国産車に比べて非常口の位置が前よりな点が特徴でしょうか。
 韓国車の特徴で行灯が設けられていません。最近のモデルでは日本向けは行灯が設置できるようになりましたがこの頃の車両には装備はありません。クーラーはデンソーの現地法人製のようですがトランクは機器スペースのせいで直結冷房にもかかわらず2スパンしか確保されていません。



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 塗装はいわさきバスネットワークの車両は緑の椰子の木ですが鹿児島交通は同じ椰子の木でも赤と明るめの緑のラインが入っており幾分あかるめです。現在はこの塗装に統一するため塗替えを行いつつあります。なお、この車両はいわさきバスネットワーク時代に塗り替えを行ったものの社名はその後に塗り直しています。ただ、ステッカーの車両と異なり青色となっています。


 車内は4列シートとなっておりて縦は一般的な11列となっており定員は正座席で45名となっています。座席はメーカー標準の韓国製でシートバックの形状が国産にはない独特のものとなっていますがすわり心地ちょっと滑りやすくホールド感などは国産車に劣るように感じました。足の形状も国産車に比べると簡素で銀色の金属パイプむき出しとなっています。
 補助席は軸重の関係なのか設定されていませんでした。また、最後部列は国産のハイデッカーでは考えられないぐらいの段差ができています。

 車内照明は国産車と異なりラインライトではなくそれぞれ別れたタイプとなっています。荷棚下のラインライトは設置されていません。直結冷房のため荷物棚の中に吸気口が設置されています。
 荷棚下には個別の空調吹き出し口やスポットライトが設置されています。スポットライトは飛行機のように向きを自在に変更できるものでその間にはスピーカーが設置されているのが特徴でしょうか。スピーカーは各座席にあるようですね。
 テレビは韓国製と思われる固定式のものが設置されています。いわさきグループでは最前部の1箇所のみの設置となっています。その上にはデジタル時計が設置されていますが、いろいろな警告表示が多い国産車に比べてシンプルになっています。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・鹿児島200か10-59
社内番号・・・・・・・・・・
車輌車種・・・・・・・・・・ヒュンダイ
車輌型式・・・・・・・・・・ADG-RD00
車両年式・・・・・・・・・・2009年式

車輌仕様・・・・・・・・・・4列シート/トイレ非装備
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:いわさきグループの高速貸切・・・・・まとめ

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