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一畑バス3475(再々掲載)

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 この車両は一畑バスが保有しているエアロエースです。
 本社に所属し松江~広島間の「グランドアロー号」に使用されています。「グランドアロー号」は今年の7月19日から本数が増え広島駅まで延長運転を行うようになりました。このため3枚目のように新たに行き先が追加されています。広島駅まで延長されたことによって新幹線とも接続しより陰陽連絡が便利になりました。なお、バスプールの容量の関係かこの路線と「メリーバード」は路上のバス停からの発着となっています。

 今のところ一畑バスで最初で最後のエアロエースとなっています。もしかしたら全体でも最後の三菱製新車かも知れません。「グランドアロー」も全便トイレ付きで置き換えたため新車の投入は一段落しており久しぶりの新車で7年ぶりになります。


 BKG-規制のエアロエースになります。エアロエースは最初の車両から尿素SCRを採用しています。本社ではだいぶんAdBlueを使用する車両が増えてきましたがこの車両が初めての車両になります。
 外観は近年のエアロバスと同じでトイレが有る5番窓のみ固定窓で1~4番窓はT字窓となっています。色は濃色のグリーンガラスとなっています。クーラーは一時期直結冷房をやめていましたがガーラが直結冷房になったこともあるためか再び直結冷房となっています。
 方向幕は3面LED式にしているため以前の車両ではステッカーになっていた側面と後ろも行き先を表示するようになっています。前面のものは運賃表の裏に設置するのをやめて行灯に収めています。側面のものはメーカー標準の扉上部に装備しておりエアロクイーンとこのエアロエースだけの仕様となっています。



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 車内は4列シートとなっておりトイレ側が9列反対側が11列の仕様となっています。補助席はなく定員は40名です。セレガーラでは段差を最小限にし車内をフラットにしていますがエアロエースではあえて段差をつけているようです。
 特急便が増え高速道路上のバス停が減ったとはいえ飛び込みの可能性も多いため運賃表と運賃箱を設置しています。運賃表は液晶1画面式で基本的に次停留所案内を行っていました。運賃箱はレシップ製のMS-5000で現在は製造していないので廃車からの転用でしょうか。
 

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 座席は青いモケットのメーカ標準の上級シートのリラクシングシートを採用していますが窓側にも手すりが付いているのが特徴でしょうか。最近は紺色のモケットを採用している一畑バスでは珍しくモケットパターンは[ミドルクラス/クール系]のM5-MCBのようです。

 この車両ではサービスコーナーは省略していますが何故か上の写真のようにトイレの向かい側の非常口のところに衝立のようなものが設置されています。旧ガーラでもこの位置に手すりで区切っていましたが非常口用のスペースを確保するためでしょうか。座席はセンターアームレスト付きとなっています。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・島根200か・426
社内番号・・・・・・・・・・3475
車輌車種・・・・・・・・・・三菱ふそう/MFBM
車輌型式・・・・・・・・・・BKG-MS96JP
車両年式・・・・・・・・・・2012年式

車輌仕様・・・・・・・・・・4列シート/後部トイレ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:一畑バスの高速車・・・・・まとめ

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