鹿児島交通936(再掲載)

　この車両は鹿児島交通が保有しているエアロスターです。

　KC-規制の車両でこの時は鹿児島交通のみに導入されました。いわさきグループ初のニューエアロスターになります。
　基本的に以前の旧モデルの車両と同じでメトロ窓に4枚折戸という姿です。路肩灯は後輪の前後に付いている鹿児島仕様となっています。クーラーはこの年式の車両のみエバポレーターが屋根の上に載っておりその後の年式からはビルトイン式に変更になっています。
　方向幕は幕式で鹿児島中央駅や鹿児島駅は鉄道のマーク、港方面は船のマークなど絵柄が入ったものを使用しています。深夜バスは色が黄色で星のマークが入っています。
　塗装はいわさきバスネットワークと同じですが椰子の木のマーク柄複数の色になっています。車両によって同じ型式でもパターンが違うようです。なおこの車両のみスリーダイヤのマークと｢FUSO｣のロゴがセーフティウィンドウの上側にあります。セーフティウィンドウの下にある車両は他にもありますがこの位置はこの車両のみで担当者の趣味でしょうか。

　車内はこれまでどおりのツーステップにハイバックシートの豪華仕様です。配置も鹿児島市内の車両では一般的な2人がけ中心の配置となっており1人がけはやや座席幅が広くなっています。モケットの色は当時の林田バス(現いわさきバスネットワーク)と同じ緑色です。

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