京浜急行バスY8352(再掲載)

　この車両は京急バスが保有しているスペースアローです。
　横浜営業所に所属している車両です。かつては京浜島営業所に所属しており品川ナンバーでした。

　KL-規制の車両になります。それまで西工ボディはほとんど導入せずに日産ディーゼルシャーシの車両は富士重工ボディを導入していましたが富士重工のバスボディからの撤退に伴い西工ボディとなりました。ただ、今のところこの時の導入が西工ボディの貸切シャーシの車両の最初で最後の導入となっています。
　この頃の他のシャーシの車両と同様クーラーは空港リムジン用ながらサブエンジン式となっています。窓は西工らしく大型の拡大窓で1～4番窓が開閉可能なT字窓で5番窓のみが固定窓となています。

　車内もそれまでの車両と同様4列シートが縦12列で全列補助席装備の定員60名の詰め込み重視型仕様となっています。汎用だからかトイレの装備はありません。最前部には液晶モニターを装備していますがメーカー設定の格納式液晶テレビではなく運賃や停留所など案内用の液晶画面と思われます。サイズは一緒だと思われますが取り付け位置がBKG-、QRG-規制の車と比べると低くなっています。

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