JTE観光バス3110

　この車両はJET観光バスが保有しているエアロバスです。
　この会社は新免会社で太宰府市に本社を置く会社のようです。この時はインバウンドツアーにて使用されていました。

　恐らくKL-規制の車両と思われ各部特徴から恐らく元日本交通ではないかと思われます。
　クーラーはデンソー製の直結冷房を採用していますがこの頃はまだ貸切で直結冷房は少数派でした。そのためトランクは3スパン確保されています。行灯は割と新しい車両ながら行灯レスとなっています。
　窓は保とんど色の入っていないブロンズガラスで1番窓と5番窓が固定窓になっておりその間がT字窓になっています。
　塗装は最近の同車の標準カラーでシンプルなものです。デザイン的には佐賀のロイヤル観光の色違いみたいですね。

　車内は4列シートで恐らく運転席側が12列、反対側が10列かと思われます。補助席は前10列についており定員54名かと思われます。座席は当時メーカー標準で設定されていた肩の部分がグリップを内蔵した座席となっています。
　この車両は中小会社の車両ながら後部にトイレの付いているのが珍しいでしょうか。ただ、トイレ落としの設備がないと思われるので恐らく使用は停止しているのでしょう。

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