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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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南国交通1②

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 この車両は南国交通が保有しているプリムスです。
 来月4月2日から運行を開始する甑島と川内とを結ぶ高速船「甑島」へのアクセスバスとして「川内港シャトルバス」が運行を開始されます。この路線は循環バスのような経路を通ることになり、新ルートの「国道3号ルート」と既存の「県道京泊大小路線ルート」をそれぞれ通るようになっています。前者はあくまで高速船連絡バスとしての役割優先で高速船利用者優先乗車のようです。後者はコミュニティバスを兼ねており停留所が多くなっています。

 同型車は北九州市がすでに導入していますがそれに続いての大型電気バスとなります。北九州市の車両は1台1億円だそうでこの車両もそれと同等かデザイン分高いと思われます。


 車内は白いカバーや床のデザインなどにドーンデザインが見え隠れしていますがオレンジ色のドーン柄ではないなどあまり水戸岡色は強くありません。
 屋根は天井がバッテリーの部分のみ低くなっており後部のクーラーユニットの部分は高くなっています。クーラーはパッケージクーラーなので室内に張り出しはなく吸気口のみとなっています。
 窓枠を見てもらえばわかりますが、車体がガラス繊維もしくはカーボンファイバー製のため従来の窓枠と違ってすべてが一体成型となっています。色のせいもあってか固定窓の部分と開閉可能な部分がくっきりと分かれています。

 座席は全て前向き座席で着座定員は25名、乗車定員は68名となっています。手すりは国交省標準と同じオレンジ色ですがつり革がカラフルなものになっていますね。
 室内照明は限りあるバッテリーを出来る限り動力に回すためLED式になっています。

 放送機器はクラリオン製を仕様、運賃表は小田原機器製と思われる2画面式を採用しています。表示内容は運賃が均一運賃のため単純なものになりそうです。運賃箱はレシップ製のLF-AですがICカードのカードリーダーを内蔵したタイプでモニターは純正ではないものを取り付けています。これはICカードのシステム自体は小田原機器製で統一しているからだと思われます。
 ICカードのカードリーダーは入口が広いため左右両側に設置しています。運賃が均一運賃のため整理券発行機は設置していません。
 運転席には貸切バスと同じようなラジオが装備されています。ただし、車内のスピーカーとは繋がっていないようです。

 


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 座席は北九州市に導入された車両と同じもののようで跳ね上げ椅子のみすべてモケットで覆われており、一般座席はプラスチックのフレームの上の一部のみモケットが貼ってあるようです。この車両では車体デザインにあわせるためカバーがかかっていますが一部緑色のモケットが見えています。このモケットは北九州市の車両と同じもののようです。すわり心地は硬いですが正味30分程度の路線なので全く問題にはならないでしょう。
 跳ね上げ椅子は扉の向かい側と方向幕裏の2箇所にあるようですが固定フックは扉の向かい側のみなので車いすは1台のみ搭載のようです。
 



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 中扉から後ろは3段+1段の段差となっています。段差の部分には通常の白色LED照明と上側に注意喚起のための赤緑のLEDが設置されています。通路幅は通常のバスと同じぐらいなのでタイヤはシングルタイヤだったエアロスターエコハイブリッドと異なり通常のダブルタイヤのようですね。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・鹿児島200き・・・1
社内番号・・・・・・・・・・
車輌車種・・・・・・・・・・韓国ファイバー/韓国ファイバー
車輌型式・・・・・・・・・・不明
車両年式・・・・・・・・・・2014年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ノンステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
関連:南国交通の車両・・・・・まとめ


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