種子島屋久島交通476

　この車両は種子島屋久島交通が保有している日産ディーゼルUAシャーシのB型です。
　屋久島に配備されている車両で島内の路線バスに使われています。この時はスクールバスに備えて待機していました。

　U-規制の車両でこの頃よく導入されていたトップドアの特急用バスです。貸切兼用のため高出力車が選択されていますが西工ボディはこの時が最後で次からは富士重工ボディで導入されています。元々は本土で導入された車両ですが現在は本土には殆ど残っておらず種子屋久に集中配備されています。
　基本的には富士重工ボディの車両と同じく路線バスボディにメトロ窓となっています。クーラーはエバポレーターを前側に搭載しています。コンデンサーが床下にあるため非貫通式ですがトランクも備えています。
　古い車両ですが車体後身を受けているようで塗装は綺麗です。後輪後ろの路肩灯は撤去されていますがくぼみが残っています。

　車内は貸切兼用の特急バス用の車両のためリクライニングシートのハイバックシートが並んでいます。車内は12列のためかなりシートピッチが狭いようです。貸切兼用のため一番前側には後ろ向きにガイド席が設置されているようです。

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