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Channel: 乗り物好きの気まぐれなブログ
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787系Bo105編成(再再々掲載)

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787系 所属:分オイ 編成:Bo-105編成


 写真の車両はJR九州の主力の特急型車両の787系です。博多~西鹿児島間の「つばめ」の783系を置き換えるために導入された車両でJR九州の看板列車に使われる車両だけにかなり力を入れて製造された車両です。運行区間がかなり長く所要時間も長いため最近の車両では珍しくビュッフェが連結されていました。
 乗務員室は前任の783系がハイデッキの前面展望タイプだったのに対して787系では完全な密閉タイプとなり背面には窓はありません。運転台コンソールは783系とほぼ同じで811系と似たコンソールとなっています。ただし、787系からは乗務員支援モニターが設置されるようになっています。後の813系や817系と異なりカラータイプです。マスコンはツーハンドルタイプですが811系とは若干異なり高速ブレーキを装備しています。
 
 この4両編成は「有明」の787系化時に改造された編成です。もともと9両だった編成を組み替えてサハを先頭車のクモハに改造し、反対側の先頭車を新造のクモハとした編成です。つばめ編成と異なり運行区間が短距離で編成が短いためグリーン車は半室となっておりガラス製のパーティションで区切られています。また、クモハのみ製造時期が新しいため内装が他の3両と異なっています。

 現在は新幹線全通によって「有明」が朝夕のみの通勤特急となり本数も大幅に減ったため余剰になり大分車両センターに転属になりました。そして485系が使われていた「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」を置き換えに使用されています。
 現在大分~宮崎空港間のワンマン運行のために改造が始まっています。11月8日に出場したこの編成を皮切りに改造されており順次改造が進んでいます。外観上では扉の脇の部分に車外スピーカーがついたのが変化です。最近準備工事が進んでいましたが実際に取り付けが行われたのはこの編成が初めてです。
 また、自動放送に改造が行われており乗車促進放送ができるようになっています。扉は従来通りのスイッチで4両のため「ハウステンボス号」と同じように運転士が車掌用のスイッチを扱って開閉するのでしょう。




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