写真の機体は陸上自衛隊が保有している汎用ヘリコプターのUH-60JAです。現在御嶽山の救難活動において主力となっている機体です。ワイドショーなどでは航空自衛隊の航空救難団が出動と報道されていましたが映像を見る限り陸上自衛隊のUH-60JAのようです。この機体は第1ヘリコプター団に所属している機体で主に首都圏の部隊や第1空挺団の支援を行う部隊の所属機です。
陸上自衛隊が当初UH-1の後継として導入する予定だった機体ですが価格が高いためUH-1Jとハイローミックスで導入することになりました。ハイエンドを担う機体で来年度予算で1機37億するようです。同じH-60系統のSH-60Kが57億ということを考えると安いですが、UH-1Jが16機一括購入ということもありますが1機10億ということを考えると高価な機体となっています。そのため現在はUH-Xとして安価な機体を開発中です。
日本ではすでにUH-60はUH-60Jとして航空自衛隊と海上自衛隊にて運用されていますが、両自衛隊の機体がUH-60Aベースの機体なのに対してこの機体はより新しいUH-60Lをベースとしています。また、電子機器は特殊戦用のMH-60並のものを備えておりそれが価格を押し上げている原因にもなっています。
高価な機体だけあって機体性能も高くUH-1Jの11名に対して15名の隊員を乗せることもできます。巡航速度も30km/hも速く航続距離も倍近く伸びています。
エンジンは高出力なT700エンジンを双発で搭載しています。このエンジンをターボプロップにしたエンジンを国内ではJACのサーブ340Bが搭載しています。
今回の救難活動では高地ということでUH-1ではなくエンジン出力に余裕のあるのがこの機体が選択された理由でしょう。報道ヘリなども飛んでいますが恐らく報道ヘリや県警などの救難ヘリコプターではあまり収容できないでしょう。
また、元々米軍が砂漠などでも運用することを想定しているためエンジンにサジン対策が施されており、今回の救難活動でも火山灰が舞う中活動しています。
高価な機体だけあって機体性能も高くUH-1Jの11名に対して15名の隊員を乗せることもできます。巡航速度も30km/hも速く航続距離も倍近く伸びています。
エンジンは高出力なT700エンジンを双発で搭載しています。このエンジンをターボプロップにしたエンジンを国内ではJACのサーブ340Bが搭載しています。
今回の救難活動では高地ということでUH-1ではなくエンジン出力に余裕のあるのがこの機体が選択された理由でしょう。報道ヘリなども飛んでいますが恐らく報道ヘリや県警などの救難ヘリコプターではあまり収容できないでしょう。
また、元々米軍が砂漠などでも運用することを想定しているためエンジンにサジン対策が施されており、今回の救難活動でも火山灰が舞う中活動しています。
米軍などのUH-60Lには機種には何もついていませんが、陸上自衛隊の機体には気象レーダーやFLIRを装備しているためいろいろとゴタゴタしています。
側面のスタブウィングには燃料タンクが装備されています。スタブウィングごと取り外しができるようになっていますが私は取り外したところは見たことがありません。おそらく標準装備で常に装着しっぱなしだと思われます。なお、米軍の機体はヘルファイアやハイドラロケット弾も搭載できますが、陸上自衛隊の機体には装備しません。
固定武装はありませんが右はじに写っているスライドドアを開けてMINIMIを装備することができます。また、ドアガンとしてM2もキャビンドアに装備できるようです。米軍の場合はM137を装備しています。
側面のスタブウィングには燃料タンクが装備されています。スタブウィングごと取り外しができるようになっていますが私は取り外したところは見たことがありません。おそらく標準装備で常に装着しっぱなしだと思われます。なお、米軍の機体はヘルファイアやハイドラロケット弾も搭載できますが、陸上自衛隊の機体には装備しません。
固定武装はありませんが右はじに写っているスライドドアを開けてMINIMIを装備することができます。また、ドアガンとしてM2もキャビンドアに装備できるようです。米軍の場合はM137を装備しています。
防御機器としてIRサプレッサーをエンジンに装備しています。他のUH-60Jには装備していない装備で日本のH-60ではこの機種が唯一装備している装備です。原理的には外気を導入し排気温度を下げているようです。この装備のため他のH-60と異なり排気口は扁平形状をしています。
他には写真の機体は取り外しており台座のみですがALQ-144赤外線ジャマー「ディスコライト」が装備されています。チャフ/フレアディスペンサーも装備可能ですがこれまた撮影時は取り外されています。
他には写真の機体は取り外しており台座のみですがALQ-144赤外線ジャマー「ディスコライト」が装備されています。チャフ/フレアディスペンサーも装備可能ですがこれまた撮影時は取り外されています。